梅雨入りした徳之島
5月7日梅雨入り
5月7日(月)14時に気象庁は「奄美地方が梅雨入りしたとみられる」と発表。
平年(5月11日ごろ)より4日早く、昨年(5月13日ごろ)より6日早い梅雨入りです。
イジュの花が見ごろを迎えました
徳之島では梅雨入りを告げるイジュ(スキマ)の花が見ごろを迎えています。
(イジュの木)
イジュはツバキ科の常緑高木で、10m~30mになります。
葉は互生。両面無毛の葉身は被針形、楕円状被針形、卵形、やや倒卵形などがあります。
端の縁はわずかに波状か鈍歯があるかほぼ全縁。
直径4~5cmの白い花をつけるが早く落ちます。
雄蕊は長さ約5mmで多数つくのに対してめしべは1個で雄蕊群の中に隠れます。
ツバキ属に似ているが種子が扁平で縁に翼をもつことで区別できます。
小笠原(硫黄島は除く)・琉球(奄美以南)・ヒマラヤ(東部)・東南アジア・東アジア に分布。
材は堅く割れにくいので、建築材に用いていました。
樹皮はサポニンを含むので、魚毒として使われていました。
乾燥するとやや狂いやすいが家具などに使われたりしています。
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